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Prologue《おやぶんの鈴鹿4耐に懸ける想い≫
あなたは自分の好きな事で、『やり残した事』はありませんか?
松田塾の塾長であるおやぶんこと松田真一には、過去に『やり残して後悔している事』があるのです。
その為に
『ひとつの事で良いから、完全燃焼したと言えるレベルで、やり遂げる』
という目標を持っています。
現在のおやぶん において≪ひとつの事=オートバイのレース≫という図式が出来上がっています。
その中で満足できる結果が残った事はありますが、完全燃焼したと言えるような結果ではないのです…。
おやぶんは2002年に始まった《鈴鹿 U-4 OPEN 4時間耐久》での総合優勝を目標としていましたが、
2005年より2時間耐久へと変更となるようです。
この事によりライダーとして走る目標を失った気がします。
なぜならば、このレースは過去に目標としていたレースに限りなく近い内容で行なわれていたからです。
完全燃焼し、憧れである鈴鹿の耐久レースでトップでチェッカー受けウイニングランをする。
カッコいいですよね!
いつもカッコのつかない人間として、この夢のような光景を想い描いています。
夢を見るのは勝手ですが、夢を現実の物とすべく努力している人間なんてごく一部だけじゃないですか!
俺はレースを止めた時に後悔するのはイヤなのです。
しかしなぜ、おやぶんはここまで鈴鹿4時間耐久にこだわるのでしょう?
それは1989年に鈴鹿4時間耐久レースに参加した事が、おやぶんのレース人生で大きな転機になった
からです。
レースブームが始まった頃に大盛況となってきた【鈴鹿4時間耐久レース】を目標にしていたおやぶん にとって、
鈴鹿で行なわれる4時間の耐久レースは特別な存在でした。
優勝候補があれほどまでに予選落ちするレースなんて、他には在りません!!
現在では考えられませんが、競争率は約10倍、予選通過がステータスとなりうる厳しいレースだったのです。
最近、強く感じている事があるのです。
「僕はバイクが好きです!」とか「レースなら誰よりも一生懸命やります!」とか言っている若者が、意外と簡単に
レースの世界から消えてゆくのです。
そんな時はいつも「お前らの好き!って、そんなもんか…」と呟きます。
歳をとったという事でしょうね……
おやぶんはまだまだ走ります!完全燃焼するまでは!!
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