今年のST600耐久は直前まで参加しない方向で考えていたツッキーだが、
エントリー締切間際になって、ブリヂストンの松永氏からの電話により、急遽参戦となった。
ペアライダーは、鈴鹿をホームコースとする植村政樹選手(モトマック所属)だ。
通常よりST600にCBR600RRで参戦し、好結果を残している。


予選

急遽参戦となった為、お互いの車両を乗り比べたりという耐久前のテスト走行が出来ず、
やや不安を持ったままレースウィークをむかえる事となった。

公式練習では、レースで使う岩月車のセットアップ&細部の煮詰めを行い予選へと望むこととなった。

第2ライダー植村の予選タイムは2分21秒674で、予選A組35台中7位だ。
レースに向けてのマシンテストが出来なかったことを考えれば、かなりの好結果と言えるだろう。
そして第1ライダー岩月の予選では、2分22秒281を記録し、8位であった。

合計タイムで決定される決勝グリッドは、A組6位・総合11位を獲得した。
急造ペアの割りには、高い次元でバランスが取れていて、決勝でも良い結果が望めそうな雰囲気である。
良く見ると身長、体型等も似ていて、実は耐久のペアとしてはイイ条件が揃っているのかもしれない…



決勝

決勝は、予選でベストラップを記録した植村がスタートライダーを務める。


午前9時、決勝のスタートがきられ4時間後のゴールを目指す戦いが始まった。
植村は上位につけ周回を重ねる。コンスタントに10位前後のポジションをキープしている。

約50分後ピットインを行う。ピットクルーを務めるNISSIN二輪部の動きは確実に作業をこなし、岩月をコースへと送り出す。

1時間経過、順位は12位だ。10位から13位までが接近戦を繰り広げている。
しかし早くもトップからは1分ほどのビハインドとなっている。

1時間半を過ぎてから、2回目のピットインをむかえた。
今回も確実なピットワークで植村をコースインさせる。上位陣も脱落していくチームが増えてきた。

2時間経過、順位は7位へと浮上している。トップとの差は更に開き1分30秒ほどになってきた。
そろそろライダーにもピットクルーにもつらい時間帯だ。

2時間半を迎える頃に3回目のピットインを行なう。
作業は順調なのだが、マシンから降りた植村の身体が不調を訴える。
連続走行による疲労からか、左足が思ったように動かなくなってしまったようだ。
肉体のクールダウンによって何処まで回復するのだろうか…。

ピットでは、次回の最終ピットイン時にシートラバーを追加して左足への負担を減らすような作業の準備も始められていた。
その頃、ピットインを早めに行なった事により、瞬間的ではあったが順位は3位となっていた。

3時間経過、現在6位である。しかし4位から6位までが集団で、少し離れたところに7位がついてきている状況だ。
トップからのビハインドは2分弱まで開いてしまった。

3時間15分を過ぎたところで、最後のピットインを行なう。

植村の左足も回復してきたので、通常の作業のみにて送り出す事にした。
ピット作業は順調である。決して早くは無いが、確実に作業をこなし植村が飛び出していく。
順位は5位だ!残り時間はどんどん少なくなっていくが、後方から激しい追撃を受ける。

4時間まで残り数秒というところでファイナルラップに突入するが、後方から追い上げてきた紫色のヤマハが真後ろにつける。

そしてチェッカー!順位は6位である。耐久では初の入賞だ。

急造チームで参加したわりには良い結果である。
欲張らずミスを犯さなければ、入賞できるポジションで来ているようだ…。


今後に繋がる良いレースだったと思う。ツッキーおめでとう!これからも頑張ろう!!


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